000 はじめに
【開示】魂の叡智が導く、人生の最終目的
この度、『魂の掟:原本』を、多くの方々の支援のもと、クラファンにて出版させていただく運びとなり、改めて『魂の掟』を振り返ることができたのだが、膨大な量の叡智、ワーク、アファーメーション、メッセージを振り返ったとき、「これらの情報が向かう先、導く先は何なのだろう?」という素朴な疑問が出てきた。
もちろん、それは『魂の掟:原本』で明示されていて、【生まれた目的を果たす生き方が実際にできるため】と祖父は語り、これを別の表現では【自分らしい在り方、生き方、そして働き方を実践して、一切の悔いがない人生をおくり、そこで自己満足できるため】とも祖父は語っている。
【要するに、人生とは自己満足劇場だ】と祖父はよく語るが、まさにその通りだと思う。
さて、『魂の掟:原本』と称している(以前に扱われた)祖父との対話後も対話は継続していたが、対話の多くは、クライアント対応において必要な情報を知るためのやり取りが主な内容だった。
その後、『魂の掟:原本』の全トピックの解説動画を制作するうえで、『魂の掟:原本』の内容をより深く理解するための補足情報を教えてもらえる対話が行われ、そのすべては解説動画に収録された。つまり、解説動画制作時における祖父との対話も『魂の掟:原本』の続きになるのだが、振り返ってみると、解説動画では驚愕の内容が扱われ、その情報を超えるコンテンツは他にないと確信し、これは多くの人に知ってもらいたいと素直に思う。
天国おばあも交えた第二幕の始まり
とは言え、この1、2年で自分の働き方や責任が変わってくるにつれて、「個人的に知りたいこと」を祖父と対話することが多くなり、とくに2024年6月に祖母(天国おじいの妻)が亡くなり、その年末からは、亡き祖母「天国おばあ」も交えての対話が続いており、これは非常に楽しい機会となっている。
その流れの中で、『原本:魂の掟』や250本ほどの解説動画で開示された祖父の教え、メッセージの目的についての対話が扱われるようになった。
では改めて、何のために『原本:魂の掟』や解説動画における膨大な情報が開示されたのか。膨大な情報は僕を、そしてあなたをどこに連れて行くためのものだったのか。
なぜ宇宙に委ねてはいけないのか
簡単に言えば、【自分の存在そのものが全ての現実を作り上げられる存在になること。自分が望む理想を現実にしてしまう存在になること。つまり、自分が心願成就できてしまう存在になれるための叡智だった】。
これは、神様にお願いしなくても “自分が” 心願成就できてしまうこと。神様や宇宙に委ねる必要もなく、「心願成就できるかどうか?」という不安や迷いすらない心境で生きられることであり、要するに【自分が理想の実現化をコントロールできてしまう】ということになる。
ということで、かなり自己啓発本的な書き方になったが、これは可能であることが自分の体験で体感できたことが、最近の自分の大きな気づきだったし、この目的を見据えて『魂の掟:原本』を読み、解説動画を見返すと、祖父の教えのすべてが腑に落ちてくる。
昔の私にとっては『引き寄せの法則』が奥義だったが、そんな私に対して祖父は【なぜ自分がイニシアチブ(主導権)を持たず、それを宇宙に任せるのか?】と言っていたが、祖父の見解では【宇宙に委ねてはいけない】ということであり、これは世界観を大きく変える気づきだと思う。
心願成就を叶える「在り方」への帰還
そうなると、「じゃあ、どうしたら “心願成就” できる自分になれるのか?」と方法論が気になってくるが、【それは、禊いで素直に自分本来の在り方に戻ることである】と祖父は語る。
そして、この一文だけでも4つの大切な要素が見えてくる。
①禊ぎが必要であること。
②素直さが必要であること。
③「自分本来の在り方とは何か?」を把握する必要があること。なぜなら、それが分からなければ、自分本来ではない在り方に自身を導いてしまうリスクがあるから。
④「戻るためにどうしたらいいのか?」の実践論がキーになってくること。
つまり、新たにスタートした祖父との個人的な対話では、これらについて扱われている。現在もオンタイムで対話は進行しており、以前にも増して深く興味深いメッセージがある。そして、これを個人的満足で完結するのではなく、すべて公開していきたいと思う。
さて、祖父はすべての大前提をこう語っている。
【自分の好きなように生きればいい。自分が喜べることなら何をしてもいい。そのうえで「これこれを好転させたい。改善していきたい」と願うことがあったら ”在り方” だけにフォーカスすればいい。そうすれば、すべて上手くいく】。
宇宙を自分に反応させる
そして、よく聞く「在り方」についても祖父は、【在り方とは、自分の波動状態で決まる。かつ、宇宙はあなたの波動状態/波動の内容に反応する。宇宙がイニシアチブを持っているのではない。すべてはあなたが主導権を持っている。もし「宇宙に委ねる」としたら、それは「宇宙が持っている “エネルギーの摂理/特性” に則ったアプローチをする」という意味である。だから、宇宙に委ねるのではなく、宇宙を自分に反応させればいい】。
これは、古今東西の叡智を要約した言葉だと思う。
自己承認が悟りへ鍵
魂の視点からすれば、何かと物理的拘束条件があるこの地球と人間社会に生まれるのは覚悟がいることだし、「生まれたらこういう苦労をするだろうな」ということも承知で生まれてきているわけだが、それでも「生まれてきた」ということは、様々な苦労があっても、それを凌駕する喜びや満足感が得られると分かっているから生まれてきた。
【人生では色々あったけど、最終的には「最高に満足できる人生がおくることができた。本当によかった! おやすみなさい」という “悟り” を得て人は死ぬ】と祖父は語っている。
この短いメッセージだけでも「悟りとは何か?」について答えが得られてしまうのは興味深いことだが、祖父は続けて【そういう人生を生きられるために必要な特性を持って生まれてくる。それを垣間見れるのが ”魂パターン” である】と語る。さらに【人生は修行だと言われるが、修行があるとしたら、それは「自己承認できるか、できないか」だけであり、これだけが “魂の課題” である】とも祖父は語る。
祖父は『魂の掟』において【悟りとは「我が心」と書く。つまり、自己を知ることが悟りだ】と語っていたが、【自己を知れたら、次は “自己承認” がキーとなり、自己承認によって自分らしい最適な波動状態を作ることが可能となり、その結果として「自分らしい人生」が生きられる】と、祖父は人生の本質を簡単にまとめている。
続・魂の掟がはじまる
ということで前置きが長くなったが、これから『続:魂の掟』とも言える祖父との対話を紹介していく。毒舌な表現も出てくるが、それは「祖父のキャラクター」として楽しんでもらい、一聴すると「それは非常識だよね」と捉えられるような話も出てくるが、すべては「魂の視点」として俯瞰して頂きたい。 少なくとも私が言えることは、「必ず開放感を感じられるから楽しんで」となる。

